【映画『怪獣ヤロウ!』Wインタビュー#1】「夢見るばか」に共感 映画初主演のぐんぴぃ

  •  「芸人になる前は、どれぐらいの人数の芸人さんがいるのかも知りませんでした」と話すぐんぴぃ(左)と八木順一朗監督
  •  映画「怪獣ヤロウ!」より((C)チーム「怪獣ヤロウ!」)
  • 3回続きの(1)

 岐阜県関市を舞台とする映画「怪獣ヤロウ!」が1月末、全国公開される。パッとしない日々を送る市職員の山田一郎が、市長に“ご当地映画”製作を命じられ、奮闘する物語。

 メガホンを取ったのは芸能事務所「タイタン」社員の八木順一朗で、同事務所のお笑いコンビ「春とヒコーキ」のぐんぴぃが映画初主演した。主人公山田には、怪獣映画をきっかけに映画監督を志した八木監督自身が投影されているが、書き上がった脚本は「ぐんぴぃにぴったりでした。ぐんぴぃって、おかしみやかわいさがあって、応援したくなるから」という。

 当て書きとして脚本を修正したが、当初ぐんぴぃは出演を固辞。「そもそも最初は信じていませんでした。事務所近くの焼き鳥屋で急に台本を見せられて、てっきりドッキリかと…」

 人気ユーチューバーで、チャンネルの登録者数170万人超を誇るぐんぴぃが「視聴者がお金を出して映画を見に行くと思ったら大間違いだぞ! ユーチューブは無料なんだから」と言っても八木監督は諦めず、結局ぐんぴぃが折れたという。

 演じてみれば、山田に共感することばかり。お笑い芸人になる前は会社員をしていたぐんぴぃには、単調な日々や仕事のつらさも分か...

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