大会には約520人のボランティアスタッフが参加し、運営を支えた。エイドステーション(補給所)での飲食の提供、沿道の清掃や応援など、さまざまな形で大会を盛り上げた。
13・4キロ地点にある鳥取市国府町のエイドステーションでは、宮下地区公民館の呼びかけで集まった約50人のボランティアが軽食や飲み物を準備した。中でも人気だったのが温かい豚汁。雨にぬれて冷え切ったランナーの体を温め、用意していた約600人分はあっという間になくなった。
鳥取東高の陸上部員8人もボランティアを務めた。初参加という1年生の岸本吉輝さん(16)は「悪天候の中がんばっているランナーのみなさんをサポートする仕事ができて、やりがいを感じた」と笑顔で話した。
沿道では多くの住民が手旗を持ち、大きな声援を送っていた。