新日本海新聞社による「社会人のための新聞講座」が8日、鳥取市富安2丁目の日ノ丸産業本社であった。新聞の有用性と活用法などを学び、気になる記事を基に会話力を磨く実践を行った。
新入社員5人と若手社員の計24人が受講し、本紙読者センターの担当者が新聞とインターネットの違いや、情報の真偽を認識する力の大切さを解説。後半は試読期間に読み込んだ記事をテーマに雑談を繰り広げるワークショップを行い、会話技術を磨いた。
対話に選んだ記事は、米の価格高騰やスポーツ関連の話題などさまざま。会話が進むにつれて緊張もほぐれ、好きなテーマで盛り上がる姿も見られた。新入社員らは「新聞で地域の話題を知ることができると知ったので、毎日読んでみたい」「今後の接客業務や社内での関係づくりに役立てたい」と話していた。