鳥取県中部の写真愛好家グループ「写友会うしお」の第42回写真展が、倉吉市宮川町のコミュニティプラザ百花堂で開かれている。「私の視点」をテーマに、会員10人が人物や風景などを収めたバラエティーに富んだ作品が並んでいる。6日まで。
計30点を展示。倉吉市の山脇賢治さん(63)は二つの虹がかかった珍しい現象の作品。同市立西郷小グラウンドで雨上がりに偶然目にした風景を収めた。船舶の道しるべとなる灯台や農道を撮影した作品が光る。
湯梨浜町の津村睦男さん(69)は、昨年3年ぶりに開かれた三徳山三仏寺の「炎の祭典」の作品。参拝者がマスクをしている様子がコロナ禍を表している。伝統行事を撮影することが多いという津村さんは「今年は再開する行事も多そうなので楽しみ」と話した。