うみやまむすびなど特別運行 兵庫デスティネーションキャンペーン 

 JRグループなどは7~9月、「兵庫テロワール(土地の個性)旅-私の感動、その先へ。」をキャッチフレーズに、県内全域で展開する「兵庫デスティネーションキャンペーン(DC)」の詳細を公表した。但馬地域では、長距離観光特別列車「ウエストエクスプレス銀河」や観光列車「うみやまむすび」などを特別ルートで運行するほか、周遊バスも利用できる3日間有効の「ひょうご乗り放題パス」を販売する。

 DC期間中、但馬地域では4種類の特別列車が運行する。「ウエストエクスプレス銀河」は7月1日に姫路-城崎温泉間(往路)、同2日に城崎温泉-大阪間(復路)を、豪華客車「サロンカーなにわ」が9月28、29日に姫路-浜坂間を1往復する。停車駅や車内のフリースペースでは沿線地域の特産品を販売するほか、ご当地キャラによる出迎えなどを予定している。

 「うみやまむすび」は7月8日~9月23日の土日祝日を中心に城崎温泉-余部間を運行。9月は豊岡演劇祭と県立芸術文化観光専門職大(豊岡市)とコラボした「演劇列車」となる。

 豪華寝台列車「トワイライトエクスプレス瑞風(みずかぜ)」は7月29日、初めて日中時間帯(デートリップ)に大阪駅から城崎温泉駅まで運行(片道のみ)する。瑞風を除く各コースは、旅行会社がツアー商品として販売。

 このほか、県内のJR線や地下鉄、県北部の観光地を巡る夢但馬周遊バス「たじまわる」などが利用できる3日間有効の「ひょうご乗り放題パス」も販売。価格は大人8千円、子ども4千円。利用可能な期間は7月1日~10月2日。

 JR西日本近畿統括本部の担当者は「兵庫DCを活用して、この機会に兵庫県内を周遊していただきたい」と呼びかけている。

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