駅印集め全制覇を 第4弾は因美線と智頭急行

 鳥取県は、県内の駅の「御朱印」ならぬ「駅印」を集める冊子「鳥鉄旅ノススメ」第4弾の販売を始めた。じわじわ人気が広がっている駅印帳シリーズで、今回は因美線・智頭急行の14駅が舞台。主要駅近くの観光施設で同路線の乗車券を提示すると、各駅をイラストで描いた「駅印」と「駅印帳」が購入できる。

 県内の鉄道利用を促進しようと県が企画。第4弾の駅印と駅印帳は、鳥取市観光案内所、市ふるさと物産館、八頭町観光協会、智頭町総合案内所で購入できる。駅印は全14種類あり、木造駅舎や流しびななどの名物が描かれている。全種類を集めて販売所に持参すると、特製ポスター(非売品)がもらえる。価格は駅印帳が税込み1650円、駅印が1枚300円。乗車券1枚につき、駅印帳と駅印1セットが購入可能。

 同企画は2021年10月に伯備線、22年4月に若桜鉄道、同10月にJR山陰本線(中西部)の販売を開始。愛好家の間で徐々に口コミで広がり、今年3月末までに駅印帳は約千冊、駅印は計5500枚以上を売り上げるなど人気を集めている。

 県観光戦略課の福田昌弘課長補佐は「駅はそれぞれの町の顔となる玄関口。鉄道ファンだけでなく親子連れなども鉄道旅を楽しんでほしい。ぜひ全駅を制覇して」と呼びかけている。

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