松江市美保関町の七類―法田間の林道沿いでアジサイが咲き誇り、山あいの緑や海岸美など周辺の景観とともにドライバーや地域住民の心を和ませている。７月上旬ごろまで楽しめる見通し。
１９９７年の法田トンネルの開通に合わせ、地域住民が植栽。約２キロの区間に点々と多数のアジサイが植えられており、「あじさいロード」の愛称で親しまれている。林道は日本海を眼下に望む自然の風景に恵まれ、ウオーキングコースにもなっている。
今年も６月上旬ごろから咲き始め、緑がかった白や青、紫などさまざまな色のアジサイが輝きを放つ。植栽して夫婦で手入れを続けているという地元住民の女性（７９）は所有する林道沿いの土地に、見学者用に約５台分の駐車場やベンチを整備しており「たくさんの人に来てゆっくり休んでもらい、アジサイを見て心を癒やしてもらえたら」と話した。
