米子市道笑町4丁目のシンワ技研コンサルタントで27日、「社会人のための新聞講座」が開かれた。若手社員8人が受講し、新聞の読み方や情報の活用方法を学んだ。
ビジネスに新聞を活用してもらおうと取り組むNIB(ビジネスに新聞を)の一環として実施。講師は本紙読者センターの担当者が務めた。
講座では、インターネットと新聞を比較し、各メディアの特長を解説。新聞を効率的に読む方法として、見出しに注目する「飛ばし読み」も紹介した。講師は「情報の命は確実性。複数のメディアを組み合わせることで、情報の真偽を確かめて」と呼びかけた。
後半は2班に分かれ、新聞から気になった記事を切り取り、オリジナルの新聞を制作するワークショップを実施。各班が「シンワ新聞」、「予言者新聞」と名付け、記事を選んだ理由や読んだ感想を発表した。
末久由香子さん(22)は「ワークショップで他の人の関心事が分かった。これからは経済面やスポーツ面など今まで読んでこなかった分野にも目を通していきたい」と話した。