夏色テーマ 色彩豊かに 池坊米子支部いけばな展

 華道家元池坊米子支部(松井美枝子支部長)の「池坊米子支部いけばな展」が1日、米子市西福原2丁目の米子天満屋で始まった。来場者は色彩豊かに生けられた花と植物を楽しんだ。2日まで。

 華道家元池坊は、室町時代から続く華道の流派。たくさんの花で自然風景を表現する「立花」、格式高い「生花」、かけたりつり下げたりする「自由花」の三つの形式がある。

 今展のテーマは「夏色のハーモニー」。同支部会員の38作品と、子ども教室の小学生17人、高校生12人の作品が展示されている。ミニチュア作品から夏の夜空をイメージした大作まで大小さまざまな作品が並ぶ。

 毎年見に来ているという同市内の70代男性は「涼やかですてき。子どもたちの作品も多くて楽しい」と熱心に観賞。松井支部長は「同じ花でも生ける人によって個性が出ている。多くの人に見て楽しんでもらいたい」と話した。

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