人気の女性お笑い芸人「ぼる塾」が１０日、“蟹取（かにとり）県”を自称する鳥取県を盛り上げるアンバサダーに就任した。１０周年を迎える蟹取県のカニバーサリー（アニバーサリー）イヤーに展開する「ウェルカニキャンペーン」（９月１日～来年２月２９日）を一緒に盛り上げる。
就任したのは吉本興業所属「ぼる塾」の田辺智加さん、あんりさん、きりやはるかさん。グルメ番組などに多数出演しており、特に田辺さんは、名探偵コナンなどの漫画好きでも知られる。県が、鳥取の食や旅のＰＲを依頼し「カニバーサリー」限定のアンバサダーとして就任が決まった。
３人は、動画で就任コメントを発表。行ってみたいスポットとして、砂の美術館（鳥取市）▽恋山形駅（智頭町）▽はわい温泉（湯梨浜町）▽金持（かもち）神社（日野町）－などを紹介し、「松葉ガニはお酒と一緒に食べたい。皆さんに蟹取県に行ってみたいと思ってもらえるように頑張りたい。一緒にカニパしましょう！」と呼びかけた。
県は２０１４年から「蟹取県」を“自称”。カニ類を中心展示する水族館「かにっこ館」は今年で開館２０周年を迎える。来年２月末までの期間中には、特産品やカニが当たるフォトコンテストや、宿泊者向け応募抽選イベントなどのキャンペーンを計画中だ。
