寄り添い支え合う社会に 社会を明るくする運動・再犯防止啓発月間に合わせ総理メッセージ伝達

 犯罪や非行の防止と立ち直りへの理解を深め、支え合う社会の実現を目指す「社会を明るくする運動」の強調月間と「再犯防止啓発月間」に合わせて、鳥取県庁で内閣総理大臣メッセージの伝達式があった。

 鳥取保護観察所の伊藤義博所長が「犯罪や非行の背景には望まない孤独や孤立など、さまざまな生きづらさがある。寄り添い支え合うコミュニティーを築くことこそが、安全で安心な明るい社会の実現につながる」と伝達文を代読。亀井一賀副知事は「連携して地域や社会の中で活動し、県民が思いを共有することが大切」と、関係団体の日頃の活動に謝意を示した。

 伝達式には同所のほか、県保護司会連合会、県更生保護女性連盟、県更生保護給産会の代表者らが出席。それぞれが活動内容や共通課題である担い手不足を説明した。同給産会の霜村哲男理事長は「県には長年培われた再犯防止への姿勢がある」と協働による目標の実現を訴えた。

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