鳥取県湯梨浜町の中国庭園燕趙園で22日から始まる「世界の昆虫展」(新日本海新聞社主催、中国庭園燕趙園共催、チュウブ特別協賛)の開幕式が21日、行われた。世界最大のヘラクレスオオカブトや最強クラスを誇るスマトラオオヒラタクワガタなどがお目見えし、出席者らが昆虫の世界を堪能した。8月20日まで。
同展はカブトムシやクワガタ、チョウを中心とした世界の珍しい昆虫の標本、貴重な約15種類の生きた昆虫を展示。カブトムシを手に取って触れ合えるコーナーもある“見て、体験して、学べる”イベントとなっている。
開幕式で新日本海新聞社中部本社の小谷和之総局長が「家族で夏の思い出づくりを楽しんほしい」と呼びかけ、宮脇正道町長や安田達昭県観光事業団理事長、木本美喜県中部総合事務所長らがテープカットで開幕を祝った。
カブトムシやクワガタのほか、バイオリンムシなどの珍虫や色鮮やかなモルフォチョウなどの標本も展示され、期間中、道の駅燕趙園では昆虫にちなんだ食品も販売される。