「第80回米子市秋の文化祭」展示部門

「第80回米子市秋の文化祭」展示部門

 「第80回米子市秋の文化祭」の展示部門が6日、市美術館で始まった。トップを切って「第65回チャーチル会米子作品展」など3展が10日まで開かれ、来場者らが芸術の秋を楽しんでいる。

 今年で設立65周年を迎える「チャーチル会米子」には会員52人が所属し、毎月の例会で腕を磨き小品展やチャリティー展などで作品を披露している。今展では46人が出品し、油彩画や日本画、パステルなどの力作96点が並んだ。

 パリ五輪を機に出品された「セーヌ川夕暮れ」は宵闇に包まれていくパリの街並みを描き、川面に街の明かりが映る幻想的な光景を表現した。春から初夏にかけて大山周辺の風景を捉えた「湖畔の赤松林」、みずみずしい青色の花を描いた「ホトトギス」なども目を引く。幹事長を務めた赤木勇夫さんや小谷悦夫さん、会員の真田武さんの遺作も展示され、来場者が足を止めては見入っていた。

 幡原勉幹事長代理は「会員の個性的な絵を楽しんでもらえれば」と話した。

 同館では他に「第55回美術集団ゼム作品展」と「第39回米子写真倶楽部作品展」が開かれている。

会場 米子市美術館
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