池松壮亮、習い事三つ掛け持ち

映画「白鍵と黒鍵の間に」ではピアニスト

  •  舞台あいさつに登場した池松壮亮(左)と仲里依紗=東京都中央区
  •  舞台あいさつに登場した池松壮亮=東京都中央区
  •  舞台あいさつに登場した(左から)冨永昌敬監督、森田剛、池松壮亮、仲里依紗、松丸契=東京都中央区

 ジャズピアニスト、エッセイストの南博の回想記を原作とした音楽映画「白鍵と黒鍵の間に」の初日舞台あいさつが東京都内で開かれ、俳優の池松壮亮と仲里依紗が登場した。

 昭和末期の銀座を舞台に、2人のピアニスト「南」と「博」の運命が大きく狂い出す一夜を描く。池松が一人二役で南と博を演じた。

 売れっ子の池松は、異なる作品の役作りのために習い事を同時並行で進めていたという。「この作品のためにピアノの練習を半年間ぐらいやっていたんですが、他にもその期間にフィギュアスケートとボクシング、三つ同時に習っていたんです。俺は一体何をやってんだって思いましたね」と振り返った。

 劇中で池松が「ゴッドファーザー 愛のテーマ」を演奏するシーンが話題になると「指から血が出るぐらい練習しました。うそです」と冗談を交えて笑わせた。

 仲は、南と博の2人に関わりのある先輩ピアニストの千香子役。「エアギターみたいに、弾いているふりをどれだけ上手に見せられるかの練習をしました。一応、(インターネット上の百科事典)ウィキペディアにピアノが特技と書いているけど、削除しといてほしいですね」といたずらっぽく笑った。

 イベントには他に共演...

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