【東京ウオッチ】目的持つ女性の魅力引き出す“美の力”―アクリスが「Double―Face」エキシビション開催

いまのTokyoをつかむイベント情報(14日~22日)

  •  「アクリス」創業100周年を記念した、2023年秋冬コレクションのショーに出演する冨永愛さん=4月24日、東京・上野の東京国立博物館(提供 アクリスジャパン)
  •  「Akris Salon(アクリス サロン)」で開催されている特別展示=東京・帝国ホテルプラザ(提供 アクリスジャパン)
  •  マリー・ローランサン「マンテラの少女と友達」(提供写真)
  •  ポメラートの体験型イベントの会場に展示された映像インスタレーション(中央)=東京・六本木(提供写真)
  •  「サロン ド パルファン 2023」で紹介されているゲランの「ラール エ ラ マティエール エクストレ」(提供写真)

 ◎今週の一推しイベント

 【14日(土)】

 ▽「『Double―Face』エキシビション」(~29日、千代田区・帝国ホテルプラザ「Akris Salon(アクリス サロン)」、入場無料)

 創業100周年を迎えたスイスのブランド「アクリス」が、代表的コレクションの一つ「ダブルフェイス」に焦点を当てた特別展示を日比谷で開催している。

 ダブルフェイスは2枚の生地を1枚のように仕上げるファブリック。同社は手作業の高い技術力による縫い目を最小限にした完成度で知られる。

 最高級のカシミヤをはじめ、ウール、リネン、シルクなど多様な素材を使った10点以上の作品を展示。技術力、生地の上質感、デザインの美しさに間近で触れられる。 

 注目は、クリエーティブ・ディレクターのアルベルト・クリームラーさんの父マックスさんが1978年に手がけたブランド初のカシミヤのダブルフェイスコート。2023年春夏コレクションで、父へのオマージュとして復刻させた。

 「目的を持つ女性のための服」という創業から変わらないコンセプトも伝わる。キャリアの初期からショーに出演しているモデルの冨永愛さんは「アルベルトさんは素晴らしい人柄の持...

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