【東京ウオッチ】変わりゆく社会、発揮される精神の自由―女性に焦点当てるリチャード・カーンさんの写真展

いまのTokyoをつかむイベント情報(28日~11月6日)

  •  リチャード・カーンさんの作品(提供写真)
  •  映像作家で写真家のリチャード・カーンさん(提供写真)
  •  渋谷ファッションウイークの初日に行われた路上ランウェイショー「SHIBUYA RUNWAY」=22日、東京・渋谷(提供写真)
  •  「SOCIAL INNOVATION WEEK 2023」のイメージ図(提供写真)
  •  盛圭太さんの作品(Detail:Bug report〈Circuit〉,2022 Cotton thread & silk thread,copper thread,Caran d☆(アポストロフィ)ache on paper (C) ADAGP Keita Mori Courtesy the artist and rin art association,Takasaki)(提供写真)

 ◎「渋谷半世紀」 Shibuyaカルチャー最前線

 【28日(土)】

 ▽「Richard Kern photo exhibition『Transcending Transgression』」(~29日、渋谷パルコ GALLERY X)

 1980年代からニューヨークのロックシーンなどを撮影してきた映像作家で写真家のリチャード・カーンさんの個展が、渋谷で開かれている。

 80年代には映画製作者として、扇情的な映像の「破戒映画(Cinema of Transgression)」を先導。90年代以降は写真家として「GQ」などの媒体で作品を発表している。

 デビュー時から現在までに制作した、女性たちのポートレート50点以上を展示。どの時代の被写体にも自由さが漂う。長年の撮影から、女性の性格ではなく社会的な立場の変化に気付いたと、カーンさんは言う。「今のニューヨークは女性作家の方が多い。日本女性たちと男女平等を巡り話す機会もあったが、満足はしていないと感じた」

 関連企画「PARCO PRINT CENTER―ART POSTER TRADE 2023―“Transcend”」(PARCO MUSEUM...

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