#2025鳥取県美 -先進施設に学ぶ- (13)大分県立美術館(大分市寿町)

  • 大分県立美術館の入り口に設置されたOPAMのオブジェ。美術館のシンボルになっている
  • わくわくするようなワークショップが目白押し
  • 室内に置かれた卵のようなマルセル・ワンダース作「ユーラシアン・ガーデン・スピリット」(2015年、大分県立美術館提供)
  • 企画展開幕日に開かれたヤマザキマリさんのトークショー

 大分市の中心部に位置する大分県立美術館。豊後府内(現大分市)は、長崎(開港1570年)よりおよそ20年前に南蛮貿易をスタートさせて繁栄した進取の気性に富んだ町。美術館は「出会いと五感のミュージアム」...

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#2025鳥取県美 -先進施設に学ぶ- (記事一覧へ)

#2025鳥取県美 -先進施設に学ぶ- (記事一覧へ)

2025年春に予定する鳥取県立美術館の開館まで約2年となった。着工寸前での凍結、ゼロベースからの再検討、立地を巡る綱引き…。都道府県単位の美術館としては全国でほぼ最後に建設され、開館は県民の悲願と言える。ただ、いまだに「どんな美術館になるか分からない」との県民の声は多い。他の都道府県の公立美術館の運営や展示、地域との関わりなどを取材する企画「#(ハッシュタグ)2025鳥取県美~先進施設に学ぶ」を月1回掲載し、約63億円の投資効果に見合う「公共財としての美術館の役割」とは何かを探る。

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