ライトな感覚で楽しめる恋愛会話劇映画を連発して注目を浴びている木村聡志監督が、昨夏手がけた連続ドラマを新編集した劇場版「このハンバーガー、ピクルス忘れてる。」が、東京・新宿武蔵野館、UPLINK吉祥寺ほかで順次公開(期間限定)が始まった。
出演は躍進中の俳優・平井亜門と石川瑠華、どこか間の抜けたイケメン役などで熱い支持を集める中島歩のほか、森ふた葉、まるぴ、手島実優。
今作は、元々はTOKYO MXで放送した深夜ドラマ(全4話)。木村監督は、1月から公開され好評の映画「違う惑星の変な恋人」や、前々作「階段の先には踊り場がある」と同じ世界線で展開していて、平井や中島は作品を横断して同じ役で登場。木村監督独自のユニバースが拡大している。
新宿での初日舞台あいさつで、平井は「今まで自分が俳優をやってきた中で、この役が一番好きです」と、こぶしを握り熱を込めて話した。
石川は木村作品について「こんなに肩の力を抜いて楽しめる至福はないと思う」と評し、「自分がその世界に入れるのがうれしかった」と喜びを語った。
さらに、まるぴに木村監督がした驚きの告白が明らかにされたほか、森から絶大なリスペクトを受...