2月15日の午後、日本三景の一つに数えられる京都府宮津市の天橋立において、50代の男性が展望台から落下するという事故が起きました。その男性は事故当時、絶景を股の間から逆さまに見る「股のぞき」の姿勢でいましたが、一緒に旅行で天橋立を訪れていた会社の同僚男性に押され、崖下へ転落。斜面をおよそ15メートルも転げ落ち、けがをして病院へ運ばれました。
胸などを強く打って入院したとのことですが、幸い命に別条はなく、そこは本当によかったと思いますが…驚くべきは転落のきっかけが「悪ふざけ」であったという点です。現場が観光名所ということで、公園内に設置されているライブカメラで事故の瞬間が記録されていたのですが、そこには展望台の端で不安定な姿勢になっている被害者のお尻を手で押す男性の姿が写っていました。
地元紙・京都新聞の記事には「男性は友人とふざけ合って体を押され、転落したという」とありましたが、今のところそれ以上のことはわかりません。なので、ここで事故の背景を推測で論じることはできませんが、この報道に触れて個人的に考えさせられたのが、男性間における「悪ノリ」の問題でした。
落ちたら危ない場所に立って...