子どもたちが化学反応に驚き 鳥取で燃料電池の仕組み学ぶイベント

 水素と酸素を化学反応させる燃料電池の仕組みを学ぶイベントが23日、鳥取市浜坂のチュウブ鳥取砂丘こどもの国であり、子どもたちが実験を通して水素や科学について関心を深めた。

 化学やエネルギー問題に興味を持ってもらおうと、鳥取市五反田町の鳥取すいそ学びうむ(とっとり水素学習館)が主催した。燃料電池を簡素化した実験装置を使い、水素と酸素の化学反応で電気を作る方法を説明した。

 子どもたちは手動モーターを回して触媒の入った水槽に電流を流し、水を水素と酸素の気体に分離。次に2対1の割合で分離した水素と酸素を化学反応させると、電流が発生してプロペラが回転した。子どもたちは驚いたり、不思議そうに装置を見つめた。

 近くから訪れた森井蒼ちゃん(6)は「水から電気ができてすごかった」と話した。母のかよさん(38)は「理科に興味を持って小学校でも楽しく学んでくれたら」と話した。

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