【アソまなビ#12】東京・日本科学未来館 ロボットや老いを体験する 常設展大規模リニューアル

  •  日本科学未来館=東京都江東区
  •  パートナーロボットの「ケパラン」=東京都江東区
  •  老化による体や脳の変化を体験する「老いパーク」=東京都江東区
  •  地球を再現したシンボル展示「ジオ・コスモス」=東京都江東区
  •  「プラネタリー・クライシス」では気候変動などの問題に触れる=東京都江東区

 約7年ぶりに常設展が大規模リニューアルした「日本科学未来館」(東京都江東区)では、昨年11月から「ロボット」「老い」「地球環境」に関する新たな展示が加わった。将来直面するかもしれないさまざまな社会の課題や解決のヒントについて、最先端の技術を体験しながら「自分ごと」として見つめることができる。

 日本科学未来館は、科学技術への理解を深めるための拠点として、2001年7月に開館。お台場にある銀色が基調のガラス張りの建物は、まるで宇宙船のようだ。

 館内の3階と5階が常設展ゾーン。3階の「未来をつくる」は未来の暮らしを想像する。「ロボットや人工知能(AI)などの技術とどう付き合えば、豊かな未来が実現するのかを考えてもらいたい」と広報の山川栞さん。

 「ハロー!ロボット」では、いろいろな姿、形のロボットたちが出迎える。ふわふわした毛並みの同館オリジナルのパートナーロボット「ケパラン」は、文字や物を認識して動いたり、声を出したり、時々嫌そうな顔をしてみたり…と多様な表情を見せる。ロボットが身近にいる世界はこんな感じかも?

 続く「老いパーク」は、老化による体や脳の変化を体験できる人気の展示。手元が見え...

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