石原裕次郎や小林旭に「いいかげんにしてよ」 浅丘ルリ子が映画全盛期を語る

  •  浅丘ルリ子と上映イベントのポスター=東京都渋谷区
  •  取材会で思い出を語る浅丘ルリ子=東京都渋谷区
  •  取材会に登場した浅丘ルリ子=東京都渋谷区

 俳優の浅丘ルリ子が、5月に開催する出演映画の上映イベント「1960年代 日活映画☆浅丘ルリ子」を前に東京都内で合同取材会を行った。

 83歳の浅丘は紫色のジャケット姿で登場。「話すのは苦手なんです」と言いながら、背筋を伸ばして「裕ちゃん(石原裕次郎)も、旭(小林旭)もすてきだった」と共演の思い出を披露した。

 当時、俳優らは東京都調布市で撮影を終えると、銀座まで出かけて遊んでいた。石原や小林が翌朝の撮影に遅れることが続き、浅丘が「いいかげんにしてよ」と怒ったことがあるという。

 日活映画全盛期で次々に新しい台本が届く日々。「この台本はどの作品だったかしらと思いながらやっていた。あんなに忙しかったことはない。でもそれが楽しかった」

 さらに元夫で俳優の石坂浩二にも触れ「私が仕事ばかりして、面倒を見てあげられなかった」と破局を語った。

 上映イベントは5月13、14日に東京・有楽町のI’M A SHOWで開催。石原と共演した「銀座の恋の物語」など、蔵原惟繕監督の4作品を上映し、浅丘がトークショーで撮影エピソードを明かす。

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