【東京ウオッチ】新たな世界への“滑走路”見つける―デルフォニックスの新作リングメモ

いまのTokyoをつかむイベント情報(16日~24日)

  •  透明な表紙に、パスポートも入るクリアポケットが付いた新作リングメモ「旅するロルバーン」(中央)(提供写真)
  •  ポケット付きリフィルが便利な新作リングメモ「旅するロルバーン」(提供写真)
  •  チャールズ&レイ・イームズ「ロッキング・チェアRAR」(撮影:大塚友記憲)(提供写真)
  •  米ロスアラモス国立研究所ブラッドベリ科学博物館に展示されたファットマン型(長崎投下型)原爆の模型(撮影・笠木絵津子)(提供写真)
  •  「第78回全国銘菓展」で紹介される御菓子つちや(岐阜)の人気商品「みずのいろ」(提供写真)

 ◎今週の一推しイベント

 【18日(月)】

 ▽「旅するロルバーン」(渋谷ヒカリエシンクス、アトレ恵比寿、東京ミッドタウン日比谷の「スミス」各店など)

 ステーショナリーメーカー「デルフォニックス」の人気商品として知られるリングメモ「ロルバーン」。昨年7月発売の新作「旅するロルバーン」が好評で、渋谷の店舗などで再販売が始まる。

 発売から23年たつロルバーンはビジネスマンやクリエーターからの支持が高い。海外製品と見間違うほど洗練されたノートのような外見。メモをとじるゴムバンドと資料収納用のクリアポケットが巻末に付き、2020年にはページを自由に入れ替える機能を備えたシリーズを発売。新作はそれらを生かし、ポケット付きリフィルを用意した。カラフルな表紙が有名だが、クリアポケットを付けて透明にし、パスポート収納も可能にした。

 佐藤達郎社長は「商品定番化のために世の中の動きを常に見ている」と話す。「文具は文化」との思いで1988年に同社を立ち上げ、90年代の渋谷店ではレコードも扱った。「デジタル時代でも“書く”文化は消えない。スマートフォンよりノートの方が記録性や保存性で優れた面もある」

 文具プロデ...

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