五木ひろし76歳誕生日に声援 故郷・福井主題に新曲 カップリング曲はファンが作詞

  •  バースデーケーキに喜ぶ五木ひろし=東京都千代田区
  •  76歳のバースデーコンサートでギターの弾き語りを披露する五木ひろし=東京都千代田区
  •  76歳のバースデーコンサートで歌う五木ひろし=東京都千代田区

 76歳の誕生日を迎えた歌手の五木ひろしが東京・有楽町でファンクラブ向けのバースデーコンサートを開き、故郷の福井が主題の新曲「こしの都」などを披露した。来年はデビュー60周年の節目を迎える。「私自身、まだまだやりたいことがあります。喜寿に向かって一層頑張りたい」と意気込むと「付いていくよ」と黄色い声援が飛んだ。

 新曲は北陸新幹線金沢―敦賀の延伸開業を祝って作った。福井の歴史をモチーフに「路がひとつになりました」と歌う。「長くかかりましたが、福井は歴史的な瞬間を迎えている」と喜んだ。

 「こしの都」のカップリング曲「ひろしま雨情」も歌った。作詞をしたのは五木のファンという。広島でのコンサート後、出待ちをしていた男性が持っていた「五木ひろし様」と筆書きされた封筒に目を留めた五木が、車から声をかけた。その封筒に入っていたのが歌詞だった。「僕が曲を書いたと連絡したら、彼はうれしくて泣いたそうです。運命的なものを感じました」

 コンサートでは、昨年末に亡くなった八代亜紀の「舟唄」も歌った。五木が若い頃、東京・銀座のクラブでギターの弾き語りをしていて知り合った。「同じような世代の歌手仲間が亡くなりとて...

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