【東京ウオッチ】前進諦めず、最高の一皿仕上げたい―ミシュラン三つ星シェフ監修「エリタージュ バイ ケイ コバヤシ」

いまのTokyoをつかむイベント情報(23日~31日)

  •  ザ・リッツ・カールトン東京のフレンチレストラン「エリタージュ バイ ケイ コバヤシ」の料理長・村島輝樹さんによる一皿(提供写真)
  •  ザ・リッツ・カールトン東京のフレンチレストラン「エリタージュ バイ ケイ コバヤシ」を監修するミシュラン三つ星シェフの小林圭さん(右)と料理長の村島輝樹さん(提供写真)
  •  マティスが室内装飾のデザインに関わった南フランスのロザリオ礼拝堂の内部を再現。ステンドグラスから光が差し込む=東京・六本木の国立新美術館(提供写真)
  •  世界最古の薬局として知られるイタリアの「サンタ・マリア・ノヴェッラ」から発売されるオードパルファム(提供写真)
  •  コンスタンティン・ブランクーシ「ポガニー嬢2」(1925年 〈2006年鋳造〉、磨かれたブロンズ、高さ44・8センチ、石橋財団アーティゾン美術館)(提供写真)

 ◎今週の一推しイベント

 【23日(土)】

 ▽「H☆(アキュートアクセント付きE小文字)ritage by Kei Kobayashi(エリタージュ バイ ケイ コバヤシ)」(港区・ザ・リッツ・カールトン東京、通年営業、火・水曜定休、予約優先制)

 2020年にアジア出身シェフとして初めてフランスでミシュラン三つ星を獲得したパリの「Restaurant KEI(レストラン・ケイ)」オーナー、小林圭さんが料理やサービス、器、空間を監修したフレンチレストランが六本木にオープンし話題を呼んでいる。

 店名の「エリタージュ」はフランス語で「遺産、継承」の意味。国内外で実績豊富な村島輝樹さんを料理長に迎え、「自分たちを育ててくれたフランス料理への恩返しのため、次世代の料理人たちにその本質を伝えたい」との2人の思いを込めた。

 村島さんが自ら市場で厳選した魚など、食材の質に徹底的にこだわったランチとディナーのコースを用意。お薦めのハト肉の料理もどんな部位も無駄にせず提供する。器にはリモージュなどの仏製品に加え、有田焼や南部鉄器を使用。

 「日本の美学や自然観、日仏文化を表現した」と仏メディアが報じた通りの...

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