一足早く鈴の音響かせ しゃんしゃん祭プレイベント「鈴の音フェスタ」 鳥取駅

 今夏で60回目の節目を迎える鳥取市の鳥取しゃんしゃん祭(8月13~15日)のプレイベント「鈴の音フェスタ」(鳥取しゃんしゃん祭実行委主催)が6日、JR鳥取駅周辺で開かれた。傘踊りやすずっこ踊りが繰り広げられ、ふるさとに夏を告げる鈴の音を一足早く響かせた。

 記念大会となる祭り本番に向けて機運を盛り上げようと開催。駅前通りを交通規制して傘踊りの踊り子連10連が本番さながらにパレードしたほか、バードハットやけやき広場では山陰三ツ星マーケットのマルシェや飲食ブースが軒を連ね、大勢の人出でにぎわった。

 風紋広場では傘踊りと並ぶ“祭りの顔”で、しゃもじ状の板に6個の鈴が取り付けられた「すずっこ」を手に踊る「すずっこ踊り」が披露された。地元のチアダンスチームやアイドルユニットを含む13チームが参加し、傘踊りとコラボするなど、多彩なパフォーマンスで観客を盛り上げた。

 西垣豪副実行委員長は「踊り手と市民が一体となって盛り上がることで祭りが出来上がっていけば」と語った。同広場でステージを見ていた鳥取市本町5丁目のパート、小川敏子さん(68)は「もっと祭りを宣伝して、たくさんの人に来てもらいたい」と話した。

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