3K(きつい、汚い、危険)というイメージから脱却し、新4K(休暇が取れる、給料がいい、希望が持てる、かっこいい)を掲げる建設業界。全国的に若年層へのイメージアップとともに、女性活躍も図られつつある。鳥取県中部の建設会社では制服の変更が相次ぎ、従来の「作業着」から洗練された「ユニホーム」へと刷新。関係者は「伸縮性のある生地を使った細身のシルエットがトレンド。制服のままでも買い物に行きやすくなった」と笑顔を見せる。
県中部建設業協会青年部は、こども園などを訪問して子どもたちに建設業の魅力を伝える取り組みに力を入れている。同青年部の種子善之会長は自身が経営するヘイセイ(琴浦町徳万)の制服をポロシャツ、靴をスポーツメーカーの安全靴に変更。「若い人に憧れてもらうためには身だしなみが大切。清潔感を感じられるようにした」と胸を張る。