侍ジャパンに林選手(境港出身) U-23W杯「優勝に貢献したい」

 中国・紹興で9月に開催される野球のU-23(23歳以下)ワールドカップ(W杯)の日本代表に、境港市出身で社会人野球・日鉄ステンレス(山口県光市)の外野手、林拓馬さん(23)が選ばれた。念願だった侍ジャパン入りに「持ち味の長打力を発揮し、日本の優勝に貢献したい」と意気込んでいる。

 林さんは小学2年で野球を始め、境港三中時代は硬式野球の松江城ボーイズに所属。高校は岐阜県の強豪、大垣日大高に進学し2年の夏、甲子園に出場した。日本大では3年秋、東都大学野球リーグのベストナインに輝いた。

 今春からプレーする日鉄ステンレスでは3番を打ち、主軸を担う。都市対抗大会の予選などでの活躍が日本代表関係者の目に留まり、6月29日~7月2日の代表選考合宿に参加。8月2日に発表されたメンバー24人に入った。「まさかジャパンのユニホームを着られるとは思っていなかった。びっくりしたのとうれしい気持ちが入り交じっている」と振り返る。

 W杯は9月6~15日に開催され、12チームが6チームずつに分かれて総当たりの1次リーグを戦う。日本はプエルトリコ、中国、オーストラリア、コロンビア、英国と対戦。上位3チームが2次リーグに進み、決勝進出を目指す。

 日本代表は1~3日に埼玉県川越市で直前合宿を行い、4日に出国する予定。林さんは「日本代表は連覇が懸かっている。昨年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で優勝したように日本の野球が強いことを証明するためベストを尽くしたい」と力を込めた。

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