小学生が一日飼育員を体験 鳥取・真教寺公園

 鳥取市戎町の真教寺公園で、飼育動物の世話を体験する「夏休み一日飼育員体験」が行われた。小学生2人が飼育員の指導を受けながら、ヤギとモルモットの飼育舎の清掃や餌作りなどに取り組んだ。

 2人はヤギの飼育舎の強い臭いと暑さにも負けず、尿で重くなった床材と大量のふんをほうきで掃いたり、すのこを水洗いしたりして、舎内を隅から隅まできれいに磨き上げた。

 モルモットの飼育舎では、清掃中に別の場所に移していたモルモットを元に戻す作業に挑戦。捕まえられまいと逃げるモルモットの勢いに驚きながらも、協力して無事に捕獲し、作業を終わらせた。

 遷喬小4年の山本あかりさん(11)は「ヤギの飼育舎の掃除は大変だったけど、いつもは柵越しの動物たちを近くで見ることができて楽しかった」と笑顔だった。管理長の稲田順一さん(38)は「鳥取の子どもたちは動物にふれあう機会があまりない。体験会を子どもたちが楽しんでくれたらうれしい」と話した。

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