「コメ不足」県内でも 昨夏の猛暑や外食需要影響 備蓄用の動きも活発に

  • 5㌔米の欠品が目立つ精米売り場。入荷が少ないことを知らせるポップを掲示している=20日、湯梨浜町はわい長瀬のまるごう羽合店

 昨年の猛暑による影響で2023年度産のコメの流通量が全国的に減少しており、鳥取県内でも品薄状態となっている。今月8日に発表された南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)を受け、備蓄用として買い求める動きが活発になっており、さらにコメ不足に拍車がかかる。新米の流通が始まる時季を控え、関係者らは今後の状況を注意深く見守っている。

 スーパーの精米売り場では、欠品や価格高騰が目立つ。まるごう羽合店(湯梨浜町はわい長瀬)では、店頭に並ぶコメの価格が従来よりも1~2割ほど値上がりしている。週3回、一定数の納品はあるものの、すぐに売り切れとなる状況が続いている。

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