県議会議場を全面改修 質問席新設、デジタル化 9月定例会から使いやすく

  • 大規模改修が進む議場の様子=7月、鳥取県庁議会棟の議場

 築60年以上で老朽化が目立つ鳥取県議会の議場の改修工事が進んでいる。新たに議員の質問席を設けたり、バリアフリー対応やデジタル機能を進化させたりするなど全面改修に取り組んでいる。座席など設備配置の変更を伴う議場内の大規模な工事は初めて。県議会9月定例会は、議員も傍聴者も使いやすくなった新たな姿で迎えることになる。

 議会棟は1962年に建てられ、今年で築62年。老朽化対策とデジタル化整備が課題で、2021年ごろから改修議論が重ねられてきた。近年、つり天井の耐震工事、傍聴席の改修などを実施してきたが、24年度は議場を全面改修し、デジタル機器の整備やバリアフリー化を進める。整備費は約4億円。主な工事はおおむね9月定例会前に終わる予定。

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