鳥取市の鳥取県立博物館で15日に開幕する「第68回鳥取県美術展覧会」(県、県教委、新日本海新聞社主催)の展示作業が5日、同館で始まった。3、4両日の審査を通過した入選作品などが、開幕に向けて展示室に並んだ。
今展は日本画、洋画など8部門で548点の応募があり、各部門の最高賞である県展賞などに285点が入選した。
書道作品の展示室には、縦長と横長のさまざまな大きさの大作が入り交じって並ぶ。スタッフらは光の線で水平を測る機械やメジャーを駆使し、作品に傾きがないよう細かく調整を重ねていた。
鳥取会場の展示は23日まで。その後、米子市、倉吉市、日南町を回る。