二十世紀梨導入百二十年 梨づくり今昔(10) 規模拡大支えた産学官 県下統一で技術・体制確立

  • 補助事業で造成された梨団地
  • 融雪剤の空中散布で豪雪被害軽減

田村 文男

 二十世紀梨120年間の歴史を俯瞰(ふかん)すると、過去数十年は激動期と言える。その流れを2回に分けて紹介したい。

 鳥取県では1960~70年代後半に梨栽培面積が急増した。当時、他産業との所...

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二十世紀梨導入百二十年 梨づくり今昔 (記事一覧へ)

二十世紀梨導入百二十年 梨づくり今昔 (記事一覧へ)

2025年は鳥取県特産・二十世紀梨が導入されて120年の節目に当たります。梨研究の第一人者・鳥取大の田村文男名誉教授に、日本一の梨産業の地歩を築くまでの歩みを振り返り、将来の梨作りについて執筆・連載してもらいます。(月1回掲載)

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