
2025年は鳥取県特産・二十世紀梨が導入されて120年の節目に当たります。梨研究の第一人者・鳥取大の田村文男名誉教授に、日本一の梨産業の地歩を築くまでの歩みを振り返り、将来の梨作りについて執筆・連載してもらいます。(月1回掲載)

二十世紀梨導入百二十年 梨づくり今昔(11) 突然変異から幸運続き 黒斑病に強い品種 異例の速さで改植

二十世紀梨導入百二十年 梨づくり今昔(10) 規模拡大支えた産学官 県下統一で技術・体制確立

二十世紀梨導入百二十年 梨づくり今昔(9) 消費者目線で技術革新 うまい梨作り運動展開

二十世紀梨導入百二十年 梨づくり今昔(8) 戦争の世紀(下) 国統制で農家苦境 産地復興支えた機関紙

二十世紀梨導入百二十年 梨づくり今昔(7) 戦争の世紀(上) 戦前の短い輝き 「贈答品」の代表格に

二十世紀梨導入百二十年 梨づくり今昔(6) 袋かけはSDGs 日本風土に適した農法

二十世紀梨導入百二十年 梨づくり今昔(5) 謎だらけの誕生起源 化石研究やDNA分析

二十世紀梨導入百二十年 梨づくり今昔(4) 結実不良は100年の悩み 筆で人工授粉は鳥取発

二十世紀梨導入百二十年 梨づくり今昔(3) 「黒斑病」大発生し落果 苦闘の大正時代 産学官で鎮静化図る

二十世紀梨導入百二十年 梨づくり今昔(2) 将来見越し、地理を考慮 県で最初に親木植えた 北脇永治氏の決断

二十世紀梨導入百二十年 梨づくり今昔(1) 果樹産地化は江戸期 諸藩財政潤す、流通網発達
