二十世紀梨導入百二十年 梨づくり今昔(11) 突然変異から幸運続き 黒斑病に強い品種 異例の速さで改植

  • 従来のヤマナシ台木(左)と優良系統台木(右)の果実
  • AK毒素感受性の違い(罹病性品種は黒変する)

田村 文男

 59豪雪(1983~84年)でナシ園に被害が発生した前後の数年間、黒斑病も大発生した。撲滅のため、伝染源を取り除く「クリーン運動」が展開されたが、老木化や後継者不足も相まってナシ栽培を断念...

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二十世紀梨導入百二十年 梨づくり今昔 (記事一覧へ)

二十世紀梨導入百二十年 梨づくり今昔 (記事一覧へ)

2025年は鳥取県特産・二十世紀梨が導入されて120年の節目に当たります。梨研究の第一人者・鳥取大の田村文男名誉教授に、日本一の梨産業の地歩を築くまでの歩みを振り返り、将来の梨作りについて執筆・連載してもらいます。(月1回掲載)

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