俳優の松重豊が主演し、監督と脚本も務めた「劇映画 孤独のグルメ」(来年1月10日公開)の完成披露舞台あいさつが東京都内で開かれた。共演の内田有紀、杏らと登場した松重は「スタッフが身を粉にして頑張り、キャストも素晴らしい演技をしている。ちょうどいい食べ頃になっています」とアピールした。
グルメ漫画が原作で、2012年に放送開始したテレビドラマシリーズの劇場版。松重は「大好きな人しかいない!」と出演者を見渡し、内田について「シナリオを書いている時からラブレターを書くような気持ちでした。(オファーの)返事を待つ間は高校生の男の子のようでした」と振り返った。
今作の舞台の一つはフランス・パリ。杏は「凱旋門をバックに井之頭五郎さん(松重)がいる絵だけで感無量でした」と話した。
松重は「パリといえば杏ちゃんだろうと思って連絡をした。『映画に出てくれない?』『おいしいスープを教えて』とのむちゃぶりに応えていただきました。何度も親子役で共演してきたので、持つべきものは『娘』かな」と感謝した。
舞台あいさつには磯村勇斗、オダギリジョーも出席した。
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