被爆から80年を前に、亡き姉の手記で知った「命の恩人」

「核兵器を見たり感じたりしていない私」が平和活動を続ける理由【授賞・ノーベル平和賞】

  •  2人の姉から聞いた被爆体験を話す金本弘さん=2024年11月、名古屋市
  •  オスロ大学で被爆体験を証言する金本弘さん=2024年12月11日
  •  金本弘さんの姉妙子さんが残した手記
  •  オスロ大で行われた被爆体験の証言会で金本弘さん(手前)らに拍手を送る人たち=2024年12月11日
  •  被爆3世の林田光弘さん=2024年11月、長崎市

 80年越しに命の恩人の正体を知った。生後9カ月に広島で被爆し、その時の記憶はない。他人を助ける余裕など誰にもあるはずのない地獄絵図の中、たまたま近くにいた「神様のような男の人」が助けてくれたと思って...

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