アジア大会で五輪切符を ボクシング・木下選手 米子市長表敬し意気込み

 

 ボクシング女子世界選手権(3月・ニューデリー)52キロ級で、日本勢最高に並ぶ銅メダルを獲得した木下鈴花選手(22)=米子南高出、クリエイティブサポート=が31日、米子市の伊木隆司市長を表敬訪問した。同選手権の結果を報告し、 2024年パリ五輪の出場枠獲得が懸かった9月に中国で開かれる杭州アジア大会への意気込みを示した。

 木下選手は今春、日体大を卒業し、地元の米子や関東を拠点にトレーニングに励み、国際大会に出場して実戦感覚を磨いている。杭州アジア大会は54キロ級で出場する予定で、上位4人にパリ五輪出場枠が与えられる。

 日本ボクシング連盟女子強化委員長の伊田武志さん(57)らと市役所を訪れた木下選手は、世界選手権のTシャツやサイン色紙を伊木市長に手渡し、銅メダルを披露。伊木市長は「力を発揮して堂々と戦ってほしい」とエールを送った。

 市と包括連係協定を結ぶ明治安田生命保険鳥取支社の八矢一城支社長が、地元トップアスリートを支援する活動の目録を贈った。木下選手は官民のサポートや地元の応援に感謝し「パリ五輪出場枠を自力で勝ち取り、金メダルを取れるように頑張る」と意気込んだ。

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