四股踏み、すり足、ぶつかり 迫力稽古 目の当たり 富桑小児童ら城北高相撲部を見学

 

 鳥取市西品治の富桑小の児童らが22日、近くの鳥取城北高を訪れ、大相撲の伯桜鵬関を輩出するなど全国屈指の強豪として知られる相撲部の稽古を見学した。

 この日は5年生38人が、四股踏み、すり足、ぶつかり稽古など相撲の基礎練習を見学した。アマチュア相撲の全日本選手権優勝者で、現在は同校相撲部で指導する西郷智博さん(31)が「優勝する選手は基本の練習をしっかりとする」と話すと、児童らは忘れないようにメモを取った。

 児童らは「憧れの力士はいるか」「どれくらいご飯を食べるか」など部員に質問。三田進平君(10)は「すり足が速くて驚いた。努力しているからこそ優勝できるのだと分かった」と話し、林佑弥君(10)は「学校のみんなに基礎を大事にして練習していることを伝えたい」と笑顔を見せた。

 西郷さんは「OBの有名力士たちが角界を目指してやってきた練習を見てもらった。また、技術だけでなく礼儀も大切なことを伝えたい」と力を込めた。

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