宇宙の面白さ学ぶ JAXA宇宙飛行士が小学生にオンライン授業

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)による特別授業が4日、鳥取県星空保全条例に基づく星空保全地域に指定されている県内自治体の小学校を中心に、オンラインで開かれた。宇宙飛行士の大西卓哉さんが講師を務め、県内11校の4~6年生約850人が、宇宙飛行士の仕事や宇宙の面白さについて学んだ。

 次世代を担う子どもたちに、星や宇宙、地球の自然環境に興味関心を持ってもらおうと、県星空環境推進室が実施した。

 大西さんは、宇宙飛行士になるための訓練や、約4カ月にわたる国際宇宙ステーションでの生活について写真やビデオを使って説明。台風やオーロラなどの気象現象を宇宙から撮影した写真を紹介した。

 八頭町坂田の船岡小では4~6年生約70人が参加。質問コーナーで代表の児童が「宇宙での時間の流れはどうでしたか」と聞くと、大西さんは「あっという間の4カ月間で、それくらい宇宙での生活や仕事が楽しかった」と答えた。

 6年生の西村幸愛さん(12)は「宇宙から地球の夜景が見えることに驚いた。宇宙や地球について興味が湧いた」と笑顔を見せた。

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