映画の世界観堪能 「すずめの戸締まり」展が開幕

 新海誠監督作品「すずめの戸締まり」展(新日本海新聞社、米子しんまち天満屋主催)が7日、米子市西福原2丁目の米子天満屋2階特設会場で始まった。貴重な制作資料を主人公「すずめ」が旅した足取りに沿って展示。訪れたファンは映画の世界観を堪能した。11月5日まで。

 展示は、来場者が映画の代名詞である「扉」をくぐるところから始まる。絵コンテやパネルの展示とともに、映画のせりふも壁面にデザインされ、本編映像が流れることで「すずめ」の旅を追体験できる。

 新海監督がキャラクターの色や、光の入れ方など画面上の見え方をチェックする「撮出し」工程も展示。独特の色味やコントラストが生み出される作業の裏側を知ることができる。

 姉妹で訪れた伯耆町大殿の高校生、吉川美里さん(15)は「制作の内側や細かい設定が見られて、鳥肌が立った」と感動した様子だった。

この機能はプレミアム会員限定です。
クリップした記事でチェック!
あなただけのクリップした記事が作れます。
プレミアム会員に登録する ログインの方はこちら

トップニュース

同じカテゴリーの記事