「貝殻節」観光資源に 認知度向上へ取り組み 16日トークイベント

  • 「貝殻節でまちのにぎわい創出を」と意気込む阿部さん(右)と河根会長=11日、JR浜村駅前

 貝殻節の故郷として知られる鳥取市気高町の「浜村地区活性化委員会」は、貝殻節の認知度向上を図るための取り組みを開始する。16日には、第1弾として貝殻節の歴史などが学べるトークイベントを開催。今後も継続的に貝殻節にスポットを当てたイベントを開催することで同地区の観光資源として確立させ、にぎわい創出につなげる。

 貝殻節は、ホタテ貝漁を行う漁師の労働歌として、県内沿岸部に伝わっている。同地区の貝殻節は、1933年に浜村温泉街でレコード販売をしていた住民が温泉街をPRするために、同地区出身の俳人らとともに採譜しレコード化した。全国で歌われ、人気を博した。温泉街には「貝殻節のふる里」などと書かれた看板が点在する。

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