フジロックが開幕 後藤正文、マカロニえんぴつらが観客沸かせる

  •  グリーンステージに立つ「マカロニえんぴつ」のはっとり=26日、新潟県湯沢町
  •  開幕した「フジロックフェスティバル」の会場=26日、新潟県湯沢町
  •  透明感のある歌声で聞かせるエリカ・デ・カシエール=26日、新潟県湯沢町

 新潟県湯沢町の苗場スキー場で26日、野外音楽イベント「フジロックフェスティバル」が始まった。今年も多くのロックファンたちが音楽に合わせて体を揺らし、歓声を上げた。

 メイン会場「グリーンステージ」に登場した後藤正文は「OUR GENERATION MUST END THE WAR」と書かれたパレスチナの「抵抗」の象徴であるスイカ色の看板を手に、名曲「イマジン」を日本語で熱唱。観客はピースサインを突き上げながら聞き入った。

 4人組バンド「マカロニえんぴつ」のはっとりは「グリーン(ステージ)に立たせてもらえるとは光栄」とあいさつした。切ない別れを歌った「リンジュー・ラヴ」などを披露すると、観客は頭上で腕を振りながら盛り上がった。

 屋内ステージ「レッドマーキー」では、韓国発ガールズグループ「NewJeans」への楽曲提供でも知られるデンマークのエリカ・デ・カシエールも登場し、新曲などを透明感のある声で歌い上げた。

 フジロックフェスティバルは28日まで開催。

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