公開中のアニメ映画「怪盗グルーのミニオン超変身」の舞台あいさつが東京都内で開かれ、主人公グルーの吹き替えを担当した落語家笑福亭鶴瓶と、グルーの歌唱シーンで友情出演した歌手の吉幾三らが登場した。
50年来の親友である鶴瓶から誘いを受けたという吉は「歌だったら大抵どんなジャンルでも歌えると思ったら、譜面が英語だった」と苦労を回顧。鶴瓶が「俺、それ知らんかった。大変やった?」「難しいの?」などと聞くと、吉は「大変よ。あんたには分からん、歌のことは」と息の合った掛け合いで会場を笑わせた。
お互いに負けないところを聞かれた鶴瓶が「ジャンルが違うから」と答えると、吉は「こないだ漫才協会に入りまして。漫談と物まねができるから。(東京・浅草の)東洋館に出るよ」と突然の告白。鶴瓶は「なんでやねん。勝手なことすな!」と驚きつつも「俺も出させてくれや!」と満面の笑みを浮かべていた。
舞台あいさつには、いずれも同作に出演している歌舞伎俳優の片岡愛之助、俳優の山田杏奈も登壇した。