キャンプで暮らす同胞の子らに学ぶ場を

日本から支援、「境界から」㉜ロヒンギャ難民

  •  バングラデシュ・コックスバザール
  •  ミャンマー国境に近いバングラデシュの難民キャンプの学校で子どもたちに語りかけるアウンティン。「ここで学んで故郷で活躍してほしい」=2024年4月(撮影・新畑克也、共同)
  •  難民キャンプの中には商店もあり、ロヒンギャの暮らしが営まれている。子どもたちの無邪気な笑顔が救いだ=2024年4月、バングラデシュ・コックスバザール(撮影・新畑克也、共同)

 激しい雨が降り続く夏の日。濁った水がうねりながら流れていく。「警官に見つかれば命はない」。恐怖におびえながらボートに乗り込み、増水した川を渡った―。

 故郷のミャンマー西部ラカイン州を逃げ出した35年...

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