森選手帰郷、出迎えに笑顔 「4年後ロスへ」誓う パリパラローイング

 パリパラリンピックローイング男子シングルスカル(運動機能障害PR1)で日本人最高の8位に入賞した森卓也選手(50)=CHAXパラアスリートチーム=が5日、帰郷した。境港市の米子鬼太郎空港では約40人の関係者が「お帰りなさい」と拍手で出迎え、健闘をたたえた。森選手は謝意を伝えると「4年後を目指したい」と2028年に開催されるロサンゼルスパラリンピック出場を目指す新たな目標を掲げた。

 森選手は疲労から体調が芳しくなかったが、養和会やCHAXパラアスリートチームの面々と再会し、「見慣れた顔を見て元気になった」と笑顔を見せた。同僚の50代女性は「3日間のレースに元気をもらった。またロスに向けて頑張る森さんを支えたい。まずは休んでほしい」と話した。

 パリでの戦いは「ライバルとの圧倒的な差を感じた」と森選手。2日目にはひじを痛めながらも、諦めずに最後までこぎきったことが入賞につながった。4年後は「A決勝に上がって一つでも良い順位を目指したい」とさらなる高みを目指すことを誓った。

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