〝希望戦士イシダム〟脚光 地元物産館に巨大パネル

 「希望戦士 祝石破新総裁 鳥取のヒーロー」誕生-。鳥取県を代表する秋の味覚・花御所柿の産地、八頭町大門の「物産館みかど」入り口にあるのは、石破茂首相が人気ロボットアニメを模したキャラクター「希望戦士イシダム」に変身した巨大パネル。自民党新総裁に就任した翌日(9月28日)から、地元住民や観光客らの間で話題となっている。

 巨大パネルは、花御所柿が好物という石破首相にあやかり約10年前に作製したもので、新総裁就任を受けて化粧直しした。同館は石破首相の地元にあり、自民党総裁選への出馬表明会見を行った和多理神社にも近い。会見以降、県内外から神社への経路を尋ねる人や同館への来店客が格段に増えた。

 同館副店長の平木明美さん(70)は「お客さんの『おめでとう』という電話で総裁就任を知り驚いた」と思い返す。毎年のように妻の佳子さんから花御所柿の注文があると言い、「正直な方なので大変だろうが、日本のためにがんばってほしい」と言葉を紡いだ。

 「この看板いいねー」と話しながら何度も記念撮影していたのは、神戸市の70代夫妻。年に何度も訪れるほど鳥取好きで「石破首相の出身地だと聞くとより親近感が湧く。近頃は諸外国との関係も緊張感を覚えるので、希望戦士として安全安心な暮らしを保障できるよう手腕を発揮して」とエールを送った。

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