避難生活助ける「指さしカード」 県国際交流財団が考案 外国人の意思疎通に

  • 県国際交流財団が考案した外国人向けの「指さし避難カード」=21日、鳥取市扇町の県民ふれあい会館

 鳥取県内で生活する外国人が、災害時の避難所などで指さしによって意思疎通を図るための冊子「指さし避難カード」を鳥取県国際交流財団が考案した。英語、ベトナム語、中国語、ミャンマー語の4カ国語があり、体調不良やアレルギーの有無、宗教上の理由で食べられない物などを指さしで伝えることができる。災害が激甚化、頻発化する中、増加する県内在住外国人の避難所生活の支援に役立ててほしいとしている。

 冊子はA5サイズの8ページ。「トイレはどこ?」「どこで着替えをすればいい?」など避難所生活に関する項目や、ぜんそくや高血圧などの慢性疾患や「妊娠中である」など体調に関する項目を掲載。飲食物やオムツ、生理用品など生活必需品や、アレルギーや宗教上の理由で食べられない食べ物について伝える項目もあり、避難所のスタッフに避難生活で必要な情報を指さしで確認できる。

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