妻が殺害された部屋を借り続けて25年、幼かった長男と生きてきた夫が願うこと

警察の広報活動にも取材にも毅然と応じてきた。「悲しむ姿を、絶対に犯人に見せたくない」

  •  妻が殺害された後も借り続ける現場アパートの部屋で取材に応じる高羽悟さん=2024年11月、名古屋市
  •  高羽奈美子さん
  •  奈美子さんの遺品などが残るアパートの部屋
  •  アパートの玄関に残る犯人のものとみられる血痕を見つめ、取材に応じる悟さん
  •  愛知県警西署で講演する悟さん=10月31日

 1999年11月13日の夜、高羽悟(たかば・さとる)さん=名古屋市=が乗っていた車の中ではラジオが流れていた。午後10時のニュースが最初に伝えたのは自宅で起きた事件のことだった。高羽さんはこう感じた...

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