54年ぶり発掘、「洪水の跡」がヒントに

ナウマンゾウ化石、合併で消えた村の「宝」

  •  今回の発掘を主導した学芸員の添田雄二さん。後方はナウマンゾウの復元骨格=北海道幕別町の忠類ナウマン象記念館
  •  2024年10月に発掘されたナウマンゾウの頭骨の一部(左側の黒くへこんだ部分)(幕別町教育委員会提供)
  •  1970年に北海道忠類村(現在の幕別町)で行われたナウマンゾウの化石の発掘作業(幕別町教育委員会提供)
  •  北海道・忠類村(現・幕別町)

 かつてナウマンゾウ1体の化石がまとまって出土した北海道忠類村(現在の幕別町)で昨年10月、同一個体のものとみられる化石が54年ぶりに発掘された。未発見だった頭骨の一部で、付近に残りの化石が眠る可能性...

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